太鼓の演奏に欠かせない「バチ」その形や素材に関する長い歴史と進化についてご紹介します!

●伝統を受け継ぎ、音を奏でる大切な道具

太鼓のバチは、太鼓と同じくらい長い歴史を持っています

昔、宗教儀式やお祭りで太鼓が使われ始めたころ、バチは木の枝やシンプルな棒状のものが使われていました

平安時代になると、太鼓が貴族の音楽や神社の儀式に欠かせない楽器となり、バチもより洗練されていきました

江戸時代には、庶民のお祭りや民謡で太鼓が広く親しまれるようになり、地域ごとに太鼓とバチが独自の発展を遂げました

この時期、太鼓の大きさや演奏スタイルに合わせて、バチの形や素材が多様化し、音色をコントロールする重要な役割を担うようになりました

現代では、バチは木材以外にも、合成樹脂や炭素繊維といった新しい素材で作られることもありますが、伝統的な木製のバチは、その優れた音色や感触から、今も多くの奏者に愛用されています

川合木工所では、75年の歴史を持つ木工技術を駆使し、ヒノキをはじめとした木材を使ったバチを手作りしています

職人が一つ一つ丁寧に仕上げたバチは、太鼓の音色を最大限に引き出し、伝統と現代のニーズを融合させた逸品です

お祭りや演奏会で、ぜひその違いを感じてください!