掛川城へ行った際、御殿の中に展示されている大太鼓を見てきました
この太鼓は「報刻の大太鼓」と呼ばれるもので、昔、掛川の城下町に時刻を知らせるために打ち鳴らされていたそうです
今なら時計やスマートフォンを見れば、すぐに時間が分かります
でも当時は、太鼓の音が町の人たちに時間を知らせる大切な合図でした
展示されていた大太鼓は、直径90cm、長さ100cm、胴回り333cm
近くで見るとかなり大きく、静かに置かれていても存在感があります
太鼓というと、祭りや演奏で使われるものを思い浮かべますが、この大太鼓は少し役割が違います
音を楽しむためだけではなく、暮らしの中に時間を届けるための太鼓
そう考えると、太鼓の音が今よりもずっと生活に近いところにあったのだと思います
大きな太鼓を鳴らすには、当然バチも必要です
どんな重さのバチで、どんな力加減で打っていたのか
実際の音も聞いてみたくなりました
現在も、6月10日の「時の記念日」には、この大太鼓を打ち鳴らす式が行われているそうです
普段は静かに展示されている大太鼓
でも昔は、その音が掛川の町に響き、人々の暮らしの時間を知らせていました
掛川城で、太鼓には祭りや演奏だけではない役割もあるのだと知ることができました




